エスニックな味わいがやみつきに。人気メニュー「原人ラーメン」ってどんなラーメン?

こんにちは!まるよ食堂の鈴木です。
今回は、まるよ食堂のメニュー「原人ラーメン」についてよくご質問をいただくので、記事にしてみました。実は、まるよ食堂の人気ナンバー2のメニュー「原人ラーメン」。この名前は、築館の一大ニュースとの関係があるんです。

「原人ラーメン」ってどんなラーメン?

ひとことで言うと、さっぱりした塩ラーメン。鶏ガラスープがベースで、さらにナンプラーや香辛料を加え、エスニック調に仕上げています。味変用にレモンをつけていますので、お好みで絞ってお召し上がりいただきます。

トッピングは、ジュンサイ、青のり、細たけのこ、山菜、メンマ、チャーシュー。ポイントは、青のり。磯の香りが塩味のスープとよく合います。

どうして「原人」なの?

「原人」の名称には、かつて日本中で一大ニュースとなった「旧石器発掘捏造」事件が関係しています。

事のはじまりは、1992年。築館にある「高森遺跡」で旧石器時代の石器が発掘されたことから、「築館町に原人が住んでいた!」と、町は一大原人ブームに。「原人」をキーワードに様々な商品やイベントを企画し、町おこしをしました。まるよ食堂が属する築館商店街も、各お店で「原人」にちなんだ商品を開発。まるよ食堂は「原人ラーメン」を発売しました。

しかし、その8年後の2000年、発掘したとされる石器が捏造であったことが発覚。なんと「原人」はいなかったのです…。

とはいえ、せっかく開発した商品の販売を中止するのももったいないので、そのままメニューのひとつとして残すことに。現在は、まるよ食堂で「てんぷら中華」の次に人気のメニューになっています。

★ほかにもたくさん残っている!商店街の「原人」商品

■パレット 原人パン
https://www.palette-b.co.jp/

■喜久乃家 原人のさと
https://sweetsguide.jp/shop/43605

■仙臺屋 原人せんべい
https://tabelog.com/miyagi/A0403/A040302/4020676/

ここだけの開発秘話

「原人ラーメン」の開発者は、8代目鈴木凱弥の父。20代の頃に東南アジアを放浪していたときにベトナムで食べたフォーをモチーフに考案しました。ちなみに、8代目の父はお昼にまるよ食堂の手伝いをしつつ、夜は古川駅前でワンショットバー「NAM」のマスターをしています。「NAM」にはおいしくて本格アジア料理もありますので、ぜひ興味のある方は行ってみてくださいね!

おそらく、まるよ食堂でしか食べることができない味「原人ラーメン」。ぜひ一度ご賞味くださいませ!

■商品情報
原人ラーメン 850円(税込)

★2021年3月22日 DateFM 「ぎゅぎゅっとくりはら」でご紹介いただきました★

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